文豪ストレイドッグス　文スト　中原中也　クロスタイ　コスプレ　アコス　③ 文豪ストレイドッグス 文スト 中原中也 クロスタイ コスプレ アコス ③

イラストレーターでデザイナーの安野光雄による、「算私語録」に続く数学・科学の雑話集３１０題。専門家ではないからこそ気がつく日常の数学・科学の話題はおもしろい。科学が間違った扱いを受けることを危惧する姿勢も好感が持て、個人的にその姿勢には大いに賛同する。科学をあるべき姿でとらえると、世の中にはおかしなことや、なるほど、と思うことがいろいろあるもんだということがわかる。幾分話題が古いものもあるが（1992年のアメリカのバトンルージュで起きた留学生・服部剛丈君の射殺事件、1995年のオウム事件、阪神大震災あたりまでが話題）、ほとんどは時代には関係がないのでご安心を。

ベストセラーになった「失踪日記」の待望の続編かと思ったら、そうではなく、「失踪日記」前後期間のさまざまな雑文的な絵をまとめたもの。 まとまりには欠けるが、「失踪日記」と併せて読むと、表裏一体で、当時の状況がよく理解できる。 マニアには、読み逃せない一冊だが、一般性があるかというと、やや疑問。

今、なにかと話題なので、つい買ってしまいました（笑） 読みやすくて、結構面白かったです♪

2007年2月23日に池田晶子さんが癌の爲亡くなられました。 謹んで哀悼の意を表します。 言葉はそれ自体が価値である。人がそのために生きるまさにその価値である。価値とは思わないもののために人は生きることをしない。それなら、「真善美」という言葉は、われわれの全生活をその根底において衝き動かしている価値そのものではなかろうか。価値ではないものを間違えて価値だと思うためにも、これらの価値による以外にないのだから、われわれの人生とは言葉そのものなのである。